鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2012年6月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 2012年6月13日 9:00〜12:00 (天候)晴れ(風)北西風並
調査者 上沼(村松和行,染谷実紀)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 11(15 11)
ウ科 カワウ 70(76 88)
サギ科 ダイサギ 1(3 1)
アオサギ 4(0 6)
カモ科コブハクチョウ 39(27 52)
カルガモ 7(10 9)
タカ科 ミサゴ 1(0 0)
クイナ科 オオバン 5(7 11)
カモメ科 アジサシ 2(0 0)
コアジサシ 2(18 5)
カワセミ科 カワセミ 2(3 3)
ツバメ科 ツバメ 14(1 3)
カラス科 ハシボソガラス 1(0 0)
(家禽や外来種)
バリケン 2(3 1)
合計 161 (165 195)
(注)今月出現種以外も含む合計のため( )内は上記各種個体数の合計にはなりません
以上、10科13種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ゴイサギ、ダイサギ、アオサギ
カモ科 コブハクチョウ
キジ科 キジ
キツツキ科 コゲラ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 ウグイス、オオヨシキリ、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(家禽や外来種) ドバト
以上、14科20種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 総個体数は161羽で、先月(6月:195羽)に比べ減少した。

  • コブハクチョウ、オオバンのヒナ連れが見られた。

  • コアジサシとアジサシが少数見られた。

4.沼周辺の鳥の概況
  • オオヨシキリとセッカのさえずりが、ヨシ原の各所できかれた。

  • コゲラ、シジュウカラ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラスの幼鳥が各所で見られた。

  • ヒバリのさえずりが聞かれた。

  • ハシボソガラス(幼鳥を含む)が水田に群れていた。

ハス群落

ハス群落内は水面が見えないくらい葉が成長していた

コブハク

コブハクチョウはベビーラッシュ

オオバン幼鳥

オオバンの幼鳥(成鳥が3羽のヒナを連れていた)

シジュウカラ

シジュウカラの幼鳥

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