- 今シーズン一番の冷え込みで、水面の一部(岸辺のごく一部と沼周辺の水たまり)が結氷していた。
- 手賀沼漁協前のオナガガモとオオバンは、人が立ち止まったのを見てから集合するまでの反応時間が短くなったと同時に、間近に近寄っても採餌に集中し、ほとんど逃げない状態。
- カウントした鳥類の総個体数は1,482羽と先月より減少(先月2,186羽)。
- 北北東の強風で、沼が波立っていたため、カモ類のいくつかの種類は、ヨシ原内に留まり、カウントから漏れた可能性がある。
- コガモ、カルガモ、オナガガモは先月よりも減少、マガモ、コサギは増加。
- ホシハジロの20羽の群れが手賀沼下沼南岸のハスの群落付近でみられた。
- ユリカモメは全個体数の約9割が手賀沼公園に集中していた。
- 手賀沼では大津川河口部に特異的に見られるオカヨシガモは、今月は確認できなかった。
- ここ数年、ハシビロガモは、湖北集水路の河口より下流の区域に数羽見られる程度であるが、今回の調査でも同地区に4羽確認できただけ。
- コハクチョウの成鳥2羽、オオハクチョウの成鳥2羽が、下沼北岸のビオトープよりやや下流川で見られた。このほかに、下沼南岸ハス群落内にコハクチョウが2羽見られた。
- オオタカが湖北集水路近くの杭上に止まっていた。
- タゲリ5羽が下流南岸染井入落の河口の洲と水田の間をさかんに往復していた。
- 沼の上空を含めると、ミサゴ(杭上)、トビ(上空)、ハイタカ(上空)、オオタカ(杭上)、チュウヒ(上空)の各種類のタカ類が見られた。
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