鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2012年5月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 2012年5月17日 9:00〜12:00 (天候)晴れ・(風)西風並
調査者 上沼(村松和行,染谷実紀)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 11 (17 8)
ウ科 カワウ 88 (55 81)
サギ科 ダイサギ 1 (2 3)
アオサギ 6 (2 6)
カモ科コブハクチョウ 52 (28 33)
カルガモ 9 (23 36)
クイナ科 オオバン 11 (18 51)
カモメ科 ウミネコ 1 (0 0)
コアジサシ 5 (13 0)
カワセミ科 カワセミ 3 (1 0)
ツバメ科 ツバメ 3 (0 0)
セキレイ科 ハクセキレイ 1 (0 0)
(家禽や外来種)
バリケン 1 (4 0)
アヒル 3 (3 3)
合計 195 (193 309)
(注)今月出現種以外も含む合計のため( )内は上記各種個体数の合計にはなりません
以上、9科12種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ダイサギ、チュウサギ、コサギ
カモ科 カルガモ
キジ科 キジ
チドリ科 コチドリ
ハト科 キジバト
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 ウグイス、オオヨシキリ、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
ホオジロ科 ホオジロ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(家禽や外来種) ドバト
以上、16科22種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 総個体数は195羽で、先月(5月:309羽)に比べ半減した。

  • コブハクチョウのヒナ連れが各所で見られた。

  • コアジサシが見られたが大きな群れではなかった。

  • ウミネコの幼鳥が見られた。

4.沼周辺の鳥の概況
  • オオヨシキリのさえずりが、ヨシ原の各所できかれた。

  • セッカが、人工島の植生帯の中から飛び出しさえずっていた。

  • 水田で泥を枯れ草をくわえて運ぶツバメが見られた。

  • ウグイス、ヒバリ、ホオジロ、シジュウカラのさえずりが聞かれた。

  • 水田では、チュウサギ、ダイサギ、コサギが見られたほか、コチドリの声が聞かれた。

人慣れしたコブハクチョウ

人慣れしたコブハクチョウ

セッカが沼周辺各所で目立った

セッカが沼周辺各所で目立った

トノサマバッタの幼虫

トノサマバッタの幼虫

ユスリカ

ユスリカの仲間が大量に見られ、スズメが補食していた

ヤセウツボ

要注意外来種のヤセウツボが見られた

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