- 水面で見られる鳥類が今シーズン最多となった(先月:2,363羽→今月2,403羽)
- 越冬カイツブリ類として、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの他にミミカイツブリが1羽出現した(博物館による手賀沼の水面センサスでは1988年以来の記録)。
- カモ類では、オナガガモ(808羽)、コガモ(278羽)、カルガモ(246羽)、ヒドリガモ(216羽)が多く、オカヨシガモ(6羽)、ハシビロガモ(7羽)、ホシハジロ(5羽)が少なかった。
- 上沼の根戸新田下の水面に約50羽のオオバンの群れが見られた。
- 下沼の蓮の群落の中の杭上と染井入落前の水面の杭上にミサゴが見られた。
- カワウ数羽が手賀沼公園の浄化槽の流入付近に集まり、潜水して小魚を捕らえていた。
- コブハクチョウが先月の半分(61羽→29羽)になり、繁殖期を前に分散が始まった?
- ヒドリガモの200羽以上の群れが染井入落前の水面に見られた(先月は27羽)。
- カワセミが沼全域の観察ポイントで見られ、追いかけ合いをしているものが多かった。繁殖初期のなわばり確保の行動か?
- オオバンの番形成および維持の行動(Bow and Nibbling Ceremony:双方おじぎしてオスがメスの首をつまむ)が見られた。
- 飼育鳥の放鳥種では、バリケンが親水広場前と手賀沼大橋下の漁協前と手賀沼ビオトープ前、アヒルが手賀沼親水広場前と手賀沼公園、シナガチョウが手賀沼大橋下の漁協前にそれぞれ見られた。
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