鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報   

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我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2010年12月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 12月17日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 25(36 39)
ハジロカイツブリ 5(6 55)
カンムリカイツブリ 61(41 62)
ウ科 カワウ 180(133 111)
サギ科 ダイサギ 9(11 13)
コサギ 38(32 21)
アオサギ 19(17 19)
カモ科コブハクチョウ 28(39 34)
マガモ 6(25 22)
カルガモ 89(90 25)
コガモ 377(88 90)
オカヨシガモ 4(4 0)
ヒドリガモ 72(6 7)
オナガガモ 360(335 188)
ホシハジロ 2(10 0)
キンクロハジロ 2(0 1)
ミコアイサ 15(16 0)
カモ科sp 2
タカ科 ミサゴ 1(1 1)
クイナ科 バン 2(2 0)
オオバン 63(120 69)
シギ科 イソシギ 1(0 1)
カモメ科 ユリカモメ 276(143 196)
セグロカモメ 8(2 7)
カワセミ科 カワセミ 3(4 5)
セキレイ科 ハクセキレイ 2(0 1)
カラス科 ハシボソガラス 36(2 8)
(家禽や外来種)
バリケン 3、アヒル 1、
合計 1,690(1,190 1,000)
以上、11科26種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ダイサギ、コサギ
カモ科 マガモ、カルガモ
カワセミ科 カワセミ
セキレイ科 ハクセキレイ、タヒバリ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
モズ科 モズ
ヒタキ科 ジョウビタキ、ツグミ
ウグイス科 ウグイス
シジュウカラ科 シジュウカラ
メジロ科 メジロ
ホオジロ科 ホオジロ、アオジ、オオジュリン
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(家禽や外来種) ドバト, エジプトガン
以上、15科 22種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 水面全域の鳥類総個体数が、先月(1,000羽)より約6割増加(1,690羽)した。

  • 昨年に比べ、ホシハジロの個体数が減少。ホシハジロは、昨年まで、下沼南岸の枯れたハス群落内に多数みられた。

  • 昨年に比べ、ユリカモメが増加傾向。

  • 下沼水面中央部の杭上で、多数のハシボソガラスが水浴びと羽づくろいをしていた。

4.調査範囲外の鳥概況
  • 沼縁のヨシ原各所で、ウグイス、ホオジロ、アオジ、オオジュリンの地鳴きが聞かれた。

  • 沼周辺の水田では、タヒバリが多数見られた。

  • 斜面林から畑地にかけて、ヒヨドリの群れが見られた。

5.その他
  • 下沼南岸のハス群落は枯れて、水面がほぼ全域見通すことができる。

  • 沼の水位が下がり、大津川河口(上沼)、染井入落(下沼)では、洲が広く出現し、水鳥の休息場となっていた。

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