鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報   

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我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2010年10月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 10月15日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 65(48 24)
ウ科 カワウ 216(112 140)
サギ科 ゴイサギ 2(0 1)
アマサギ 1(0 0)
ダイサギ 37(14 16)
チュウサギ 1(0 13)
コサギ 94(25 24)
アオサギ 13(16 22)
カモ科コブハクチョウ 32(30 30)
マガモ 1(5 2)
カルガモ 117(92 149)
コガモ 113(87 19)
オナガガモ 72(198 1)
キンクロハジロ 1(0 0)
タカ科 ミサゴ 1(1 0)
クイナ科 バン 1(1 0)
オオバン 25(29 22)
シギ科 イソシギ 2(0 1)
セイタカシギ科 セイタカシギ 3(5 0)
カモメ科 ユリカモメ 19(13 1)
セグロカモメ 4(4 0)
カワセミ科 カワセミ 2(3 0)
セキレイ科 ハクセキレイ 1(0 2)
セグロセキレイ 2(0 1)
カラス科 ハシボソガラス 1(0 0)
(家禽や外来種)
バリケン 3(6 2)、アヒル 1(5 5)
合計 830(708 480)
以上、12科25種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
カイツブリ科 カイツブリ
カモ科 コブハクチョウ、マガモ、カルガモ
ハヤブサ科 チョウゲンボウ
シギ科 イソシギ
ハト科 キジバト
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ショウドウツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
モズ科 モズ
ウグイス科 ウグイス、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシブトガラス
キジ科 コジュケイ
(飼育鳥や外来種) ドバト, エジプトガン
(雑 種) カルガモ×アヒル
以上、17科20種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • コガモやオナガガモなど冬鳥の群れが見られ、水面上で観察できる鳥の総個体数が増加した(480羽→830羽)。

  • ユリカモメ、セグロカモメなど冬鳥が見られるようになった。

  • 下沼の人工島の浅瀬で、セイタカシギが休息していた。

  • カワウの個体数が先月より増加した(140羽→216羽)。

4.調査範囲外の鳥概況
  • モズの高鳴きが各所で聞かれた。

  • 10?20羽の群れで渡るヒヨドリが数回観察された。

  • カケスの声が斜面林から聞かれた。

  • 水田後背の斜面林からコジュケイの声が聞かれた。

  • チョウゲンボウが2羽上空を通過した。

  • ショウドウツバメの群れ(13羽)が上空を通過した。

  • ムクドリの幼鳥と成鳥の群れが芝生上で採餌していた。

  • シジュウカラのさえずりが聞かれた。

  • カイツブリの声(ケレケレケレが聞かれた)。

  • モズが樹上で、ヒバリの声をまねて鳴いていた。

5.その他
  • 水位は先月より下がったが、染井入落の河口部の干潟は出現せず。

  • ミンミンゼミの声が聞かれた。

  • カネタタキ、シバスズ、ツヅレサセコオロギ、エンマコオロギ、オカメコオロギ、アオマツムシ、クサヒバリ、ウスイロササキリの声が聞かれた。

  • ウラナミシジミがクズに群れていた。

  • トノサマバッタが多数見られた。

  • 下沼の沼縁で、イタチ、タヌキが観察された。

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