鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報   

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我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2010年9月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 9月17日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 24(30 16)
ウ科 カワウ 140(141 65)
サギ科 ゴイサギ 1(0 0)
ダイサギ 16(11 13)
チュウサギ 13(15 13)
コサギ 24(21 12)
アオサギ 22(12 1)
カモ科コブハクチョウ 30(51 26)
マガモ 2(2 0)
カルガモ 149(103 73)
コガモ 19(5 0)
オナガガモ 1(2 0)
クイナ科 オオバン 22(20 9)
シギ科 イソシギ 1(1 0)
カモメ科 ユリカモメ 1(0 0)
セキレイ科 ハクセキレイ 2(0 0)
セグロセキレイ 1(0 0)
(飼育鳥や外来種)
ドバト 5(0 6)、バリケン 2(4 4)、アヒル 5(5 8)
合計 480(461 254)
8科17種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
カモ科 コブハクチョウ、カルガモ
タカ科 トビ
ハト科 キジバト
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
モズ科 モズ
ウグイス科 ウグイス、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(飼育鳥や外来種) ドバト
以上、12科15種(飼育鳥、外来種除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 水面で見られた鳥類の総個体数が先月に引き続き増加(254羽→480羽)。

  • 群れを形成するオオバンが見られるようになった。

  • カルガモが多数水面の杭上などで休息する姿が見られ、今月の最優占種となっていた。

  • 冬鳥のオナガガモ、コガモ、ユリカモメが見られた。

4.調査範囲外の鳥概況
  • セッカの鳴き声南岸の数カ所で聞かれた。

  • スズメが各所で、群れをつくっていた。ほとんどの個体に、頭部の淡色の羽毛や黄色い口角など幼鳥の特徴が残っていた。

  • トビが五本松公園上空を帆翔していた。

  • モズの高鳴きが湖岸沿いの数カ所で聞かれた。

5.その他
  • 手賀沼の水位が少し下がり、手賀大橋下の漁協前や、染井入落や湖北集河口部に洲が見え始めていた。

  • クズ、ツルマメ、アレチヌスビトハギ、カワラケツメイなどマメ科植物の花が目立った。

  • 湖岸沿いの草原では、ツヅレサセコオロギ、オカメコオロギ、エンマコオロギ、シバスズ、マダラスズ、キンヒバリ、ウスイロササキリ、アオマツムシなどの声がよく聞こえたほか、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミの声この順番の頻度で聞くことができた。

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