鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報   

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我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2010年7月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 7月14日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 6(19 24)
ウ科 カワウ 71(101 77)
サギ科 ゴイサギ 1(0 0)
ササゴイ 1(0 0)
ダイサギ 2(4 5)
コサギ 2(0 1)
アオサギ 5(7 0)
カモ科コブハクチョウ 30(23 28)
カルガモ 6(30 11)
クイナ科 オオバン 2(5 10)
シギ科 イソシギ 1(0 0)
カモメ科 コアジサシ 1(5 1)
カワセミ科 カワセミ 2(2 3)
ツバメ科 ツバメ 3(0 8)
(家禽や外来種)
バリケン 2(4 0)、アヒル 2(1 0)
合計 137(203 169)
以上、9科14種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
タカ科 トビ
キジ科 キジ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ
ウグイス科 オオヨシキリ、セッカ
ホオジロ科 ホオジロ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシブトガラス
(家禽や外来種) ドバト、アヒル、エジプトガン
以上、11科12種(飼育鳥、外来種除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 水面で見られた鳥類の総個体数が137羽と今シーズン最も少なかった。また、前年同時期の約7割に減少。調査日は南の強風で水面が波立ち、ヨシ原内で繁殖するオオバンやカイツブリなどが水面に出てこなかったことも前年同時期より減少した要因の一つか。

  • コブハクチョウが前年同時期よりも増加している。

  • 手賀沼では、あまり記録のないササゴイが1羽観察された。

4.調査範囲外の鳥概況
  • オオヨシキリのさえずりが、先月より少なかった。

  • セッカが全域の周辺の草地で鳴いていた。

  • 下沼南岸のハス群落付近の草地で、ホオジロがさえずっていた。

5.その他
  • 下沼南岸のハス群落内で、ハスの花が咲き始めていた。

  • 沼縁では、コシアキトンボ、ウチワヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボがよく見られた。

  • 下沼全域で、ヒメギス、キンヒバリの声が聞かれた。タンボコオロギの声も聞かれた。

  • 両生類では、ウシガエルの声が目立った。

  • ボタンクサギ、クチナシ、ギボウシ、キンシバイ、アジサイ、トウネズミモチ、ハス、ネムノキ、イヌエンジュ、ノリウツギなどの植栽樹・草の開花が目立った。

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