鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報   

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我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2010年4月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 4月23日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 23(11 29)
カンムリカイツブリ 1(2 23)
ウ科 カワウ 106(58 50)
サギ科 ダイサギ 4(0 10)
コサギ 6(3 11)
アオサギ 6(4 8)
カモ科コブハクチョウ 17(20 23)
カルガモ 66(39 56)
コガモ 49(15 21)
クイナ科 バン 2(1 2)
オオバン 26(39 91)
カモメ科 セグロカモメ 25(13 21)
カワセミ科 カワセミ 1(0 3)
ツバメ科 ツバメ 85(0 1)
カラス科 ハシボソガラス 2(0 2)
以上、9科15種
(家禽や外来種)
ドバト 24(0 5)、バリケン 7(6 5)、アヒル 6(17 3)、
シナガチョウ 1(1 1)
合計 457(234 495)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
キジ科 キジ、コジュケイ
チドリ科 コチドリ
シギ科 チュウシャクシギ、タシギ
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
モズ科 モズ
ツグミ科 ツグミ
ウグイス科 ウグイス、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
ホオジロ科 アオジ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
以上、15科19種
(家禽や飼育鳥) ドバト

3.今月水面の鳥の概況
  • 調査範囲外で確認した鳥類も含めると、全体で23科36種の鳥類を確認した。

  • 冬鳥のカモ類がほぼ見られなくなったため、先月(3月)に比べ総個体数が減少した(495羽→457羽)。

  • 抱卵中のコブハクチョウが下沼では3箇所確認できた。

  • 雨の中、ツバメが多数水面を飛んでいた。また杭上で休息するものも多く見られた。

  • セグロカモメの個体数が昨年に比べ増加している。

  • 冬鳥のカンムリカイツブリの繁殖羽の個体が1羽残っていた。

4.その他
  • 冬鳥のアオジのさえずりを聞いた。

  • ウグイスが沼周辺の斜面林各所でさえずっていた。

  • ヒバリのさえずりが沼周辺の水田各所で聞かれた。

  • コチドリが沼周辺の造成地でそれぞれ見られた。

  • 旅鳥のチュウシャクシギが水田に入っていた。

  • 夏鳥のチュウサギが採餌のためトラクターの後を追っていた。

  • キジが手賀沼周辺各所でなわばり宣言のディスプレー(母衣打ち)をしていた。

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