鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2011年10月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 2011年10月21日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 35(65 17)
カンムリカイツブリ 2(0 0)
ウ科 カワウ 200(216 134)
サギ科 ダイサギ 11(37 31)
チュウサギ 7(1 1)
コサギ 17(94 20)
アオサギ 25(13 11)
カモ科コブハクチョウ 18(32 21)
マガモ 8(1 0)
カルガモ 121(117 40)
コガモ 52(113 0)
ヒドリガモ 1(0 0)
オナガガモ 87(72 0)
キンクロハジロ 1(1 0)
タカ科 ミサゴ 1(0 0)
クイナ科 バン 1(1 0)
オオバン 30(25 10)
シギ科 タシギ 3(0 0)
カモメ科 ユリカモメ 15(19 0)
セグロカモメ 3(4 0)
カワセミ科 カワセミ 2(2 2)
カラス科 ハシボソガラス 3(3 17)
ハシブトガラス 1(0 0)
(家禽や外来種)
ドバト 33(0 8)
バリケン 2(3 0)
アヒル 1(1 3)
合計 680(830 320)
(注)今月出現種以外も含む合計のため( )内は上記各種個体数の合計にはなりません
以上、10科23種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
カモ科 マガモ, カルガモ
ハヤブサ科 チョウゲンボウ
ハト科 キジバト
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
モズ科 モズ
シジュウカラ科 シジュウカラ
メイジロ科 メジロ
ホオジロ科 ホオジロ、オオジュリン
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(家禽や外来種) ドバト、エジプトガン
以上、10科23種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 総個体数は680羽で、先月(9月:320羽)に比べ倍増した。

  • 手賀沼で代表的な冬鳥のオナガガモ、コガモ、マガモなどのカモ類やユリカモメ、セグロカモメなど冬鳥が見られ始めた。

4.沼周辺の鳥の概況
  • 沼周辺でモズの高鳴きが各所で聞かれた。

  • 冬鳥のオオジュリンとタヒバリの声がヨシ原からきこえた。

  • チョウゲンボウがハシボソガラスに追われていた。

  • ヒバリのさえずりが聞かれた。

  • 10数羽の群れで、ヒヨドリが渡っていた。

5.その他の生き物概況
  • シバスズ、キンヒバリ、アオマツムシ、カンタンの声が聞かれた。

エクリプス羽から繁殖羽へ換羽中のオナガガモ

エクリプス羽から繁殖羽へ換羽中のオナガガモ

 シバスズ、キンヒバリ、アオマツムシ、カンタンの声が聞かれた。
   手賀沼周辺では珍しいショウリョウバッタモドキが見られました

シバスズ、キンヒバリ、アオマツムシ、カンタンの声が聞かれた。
手賀沼周辺では珍しいショウリョウバッタモドキが見られました


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