鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2011年8月の手賀沼水面区域の鳥類カウント結果
調査日 2011年8月12日 9:00〜12:00
調査者 上沼(村松和行)、下沼(齊籐安行)
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カイツブリ科 カイツブリ 13(16 11)
ウ科 カワウ 188(65 90)
サギ科 ヨシゴイ 1(0 0)
ゴイサギ 2(0 1)
ダイサギ 3(13 2)
コサギ 4(12 7)
アオサギ 3(1 6)
カモ科コブハクチョウ 40(26 38)
カルガモ 31(73 27)
クイナ科 オオバン 10(9 5)
ツバメ科 ツバメ 1(0 0)
(飼育鳥や外来種)
ドバト 2(6 1)
バリケン 1(4 4)
アヒル 6(8 0)
合計 305(254 197)
(注)今月出現種以外も含む合計のため( )内は上記各種個体数の合計にはなりません
以上、 6科11種(飼育鳥と外来種除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ダイサギ
カモ科 コブハクチョウ
ハト科 キジバト
カワセミ科 カワセミ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 オオヨシキリ、セッカ
ホオジロ科 ホオジロ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(家禽や外来種) アヒル、 エジプトガン
以上、12科15種(飼育鳥、外来種、雑種を除く)

3.今月水面の鳥の概況
  • 総個体数は305羽で、先月(7月:197羽)に比べ増加したが、おもにカワウの個体数増加によるものであった。

  • 調査中、鳥獣保護員からの聞き取り情報によると、カンムリカイツブリとクロハラアジサシがこのところ手賀沼内で時々見かけるとのこと。(8/14には、イソヒヨドリ♀を確認とのこと。)

  • カルガモのヒナを含む群れを多数観察した。

4.沼周辺の鳥の概況
  • 沼周辺の各所で、セッカのさえずり、ホオジロのさえずりがよく聞かれたが、ヒバリのさえずりは聞かれなかった。

  • オオヨシキリの短いさえずりが、ヨシ原の数カ所で聞かれた。

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