3.今月の概況 |
- カンムリカイツブリやハジロカイツブリといった越冬カイツブリ類が見られるようになった。ハジロカイツブリは、約30羽の群れが見られた。
- カモ類の種類は出そろってきたが(雌タイプの羽装のミコアイサの小群出現)、オナガガモ以外のカモ類については、50羽を越えるようなまとまった群れはまだ見られない。
- ヒメガマ群落のヘリで休息するアオサギ、ダイサギ、コサギなどのサギ類が多数みられるようになった。
- 夏頃から出現したセイタカシギが、高野山新田付近の手賀沼内の干拓地に見られた。
- ユリカモメの個体数が先月に比べて増加(68羽←先月16羽)。
- 手賀沼公園前の水面の杭上にミサゴが見られた。
- 調査時間には出現しなかったが、先月から手賀沼公園付近にホオジロカンムリヅル(籠抜けと考えられる)が確認され続けている。
- 水面に設置された植栽筏の上でジョウビタキが見られた。
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(調査範囲外の鳥について) |
- タヒバリが手賀沼周辺の各所で見られた。
- ウグイスやオオジュリンの地鳴きがヨシ原の各所から聞こえてきた。
- ジョウビタキが各所で見られた。
- ヒバリのさえずりが聞かれた。
- モズがウグイスのさえずりの鳴きまねをしていた。
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(鳥以外の生き物概況) |
- トノサマバッタ、ハネナガイナゴ、オンブバッタ、ショウリョウバッタが芝生内に見られた。
- ハラビロカマキリが見られた。
- アキアカアネが連結して打水産卵していた。
- マダラスズの弱い声が聞かれた。
- ニホンアマガエルの声を各所で確認。
- ヤマトシジミが日だまりの斜面に咲いたカタバミに多く見られた。
- その他ヒメアカタテハ、モンキチョウ、モンシロチョウなど目に付いた。
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