鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報

我孫子市鳥の博物館では　毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。 鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。

2007年2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

１．2008年10月の手賀沼水面の鳥のカウント結果

調査日	10月16日（全域）
調査者	村松和行（上沼）、齊藤安行（下沼）

カイツブリ科	カイツブリ	54
ウ科	カワウ	183
サギ科	ダイサギ	24
	チュウサギ	1
	コサギ	17
	アオサギ	18
カモ科	コブハクチョウ	29
	カルガモ	153
	コガモ	131
	ヒドリガモ	37
	オナガガモ	194
	ホシハジロ	11
	キンクロハジロ	7
クイナ科	バン	1
	オオバン	26
セイタカシギ科	セイタカシギ	5
カモメ科	ユリカモメ	16
	セグロカモメ	1
カワセミ科	カワセミ	3
セキレイ科	ハクセキレイ	1
	セグロセキレイ	1

（飼育鳥や外来種）

バリケン　2、シナガチョウ　1

総個体数

916羽

２．　調査範囲外（水面以外）で見られた鳥

カモ科	ヨシゴイ、チュウサギ、カルガモ
ハト科	キジバト
カワセミ科	カワセミ
ヒバリ科	ヒバリ
セキレイ科	ハクセキレイ
ヒヨドリ科	ヒヨドリ
モズ科	モズ
エナガ科	エナガ
シジュウカラ科	シジュウカラ
スズメ科	スズメ
ムクドリ科	ムクドリ
カラス科	ハシブトガラス

（飼育鳥や外来種）アヒル、エジプトガン、アヒル×カルガモ

　　　

3．今月の概況

コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどカモ類およびユリカモメ、セグロカモメといった冬鳥の群れが渡来しはじめ、個体数が先月より倍増（471羽→916羽）。 7月から出現しているセイタカシギが、現時点（10月）でも5羽見られ定着の可能性も考えられる。 夏鳥のヨシゴイが観察された。 水田にチュウサギが見られた。アマサギは見られなかった。 モズの高鳴きが各所で聞かれた。 ヒバリは観察されたが、さえずりは聞かれなかった。 エナガとシジュウカラの10羽くらいの混群が遊歩道で見られた。 ヒヨドリの10?20羽の渡りの群れが、いくつも我孫子側の斜面林から沼南町側の斜面林に向かって飛ぶのが見られた。

(鳥以外の生き物概況)

エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、オカメコオロギ、カンタン、ウスイロササキリ、ヒメギス、シバスズ、アオマツムシの声が聞かれた。 ツマグロヒョウモンがアリカケスミレの葉に産卵していた。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハが見られた。

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