鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。 鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。

2007年2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1.2008年4月の手賀沼水面の鳥のカウント結果
調査日 4月15日(全域)、調査者 斉藤、村松
カイツブリ科 カイツブリ 50
カンムリカイツブリ 5
ウ科 カワウ 70
サギ科 ダイサギ 1
コサギ 3
アオサギ 7
カモ科コブハクチョウ 16
マガモ 6
カルガモ 65
コガモ 107
オナガガモ 2
タカ科 トビ 1
ノスリ 1
クイナ科 バン 6
オオバン 175
カモメ科 ユリカモメ 32
セグロカモメ 4
カワセミ科 カワセミ 1
ツバメ科 ツバメ 1

(外来種や家禽)
ドバト26, バリケン 7, アヒル6, シナガチョウ 1,



総個体数 593羽

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
   
サギ科 チュウサギ
カモ科 カルガモ
キジ科 キジ
チドリ科 コチドリ
シギ科 イソシギ
ハト科 キジバト
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ、タヒバリ
モズ科 モズ
ツグミ科 シロハラ、ツグミ
ウグイス科 ウグイス
メジロ科 メジロ
ホオジロ科 ホオジロ、アオジ、オオジュリン
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 コムクドリ、ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(外来種や家禽)コジュケイ、アヒル、エジプトガン

3.4月の手賀沼水面鳥類概況
  • 周辺部も含み、沼全域で鳥の声がよく聞かれた。ヨシ原からは、カイツブリ、オオバン、バン、コガモ、田んぼからは、ヒバリ、コチドリ、キジ、斜面林からはコジュケイ、ウグイスなど。

  • 下沼北岸湖北集水路付近の沿岸部のヒメガマ帯で、抱卵中のオオバンを観察した。

  • 水面ではオオバンのなわばり行動、つまり攻撃(追いかけ)や威嚇のポーズ(Hunched-display)が見られた。

  • ユリカモメやカンムリカイツブリは、先月に比べは数が減った(ユリカモメ:先月84羽→今月32羽、カンムリカイツブリ:先月19羽→今月5羽)。また、それぞれ半数は繁殖羽の個体であった。

  • 手賀沼遊歩道親水広場前のサクラにコムクドリ♀止まるがすぐに飛去。

*その他の生物の概況
  • 新芽ののびはじめたヨシ原では、コイの産卵行動がはじまっていた。

  • 湖岸に釣り人が多数見られた。

  • アマガエル、ウシガエルの声が頻繁に聞こえた。トウキョウダルマガエルの声も1度聞こえた。

  • 手賀沼ビオトープわきの畦畔に、アケボノスミレが咲いていた。

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