鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。 鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。

2007年2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1.2008年7月の手賀沼水面の鳥のカウント結果
調査日 7月15日(全域)
カイツブリ科 カイツブリ 11
ウ科 カワウ 89
サギ科 ダイサギ 2
コサギ 3
アオサギ 3
カモ科コブハクチョウ 30
マガモ 1
カルガモ 24
クイナ科 オオバン 12
カモメ科 コアジサシ 61
カワセミ科 カワセミ 1
ツバメ科 ツバメ 1
カラス科 ハシボソガラス 1

(外来種や家禽)
アヒル 3, シナガチョウ1
合計 243個体

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ヨシゴイ
カモ科 カルガモ
キジ科 キジ
チドリ科 コチドリ
ハト科 キジバト
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
セキレイ科 ハクセキレイ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 オオヨシキリ、セッカ
シジュウカラ科 シジュウカラ
アトリ科 カワラヒワ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
(飼育鳥や外来種)バリケン、アヒル、エジプトガン

   
3.今月の概況
  • 先月同様、オオバン、カイツブリなど水辺で繁殖する鳥類の個体数が少なかったが、どちらの種とも、ヒナ連れの家族群がみられた。

  • 聞き取り情報では、今年手賀沼内(大堀川河口から曙橋まで)で、7つがいのコブハクチョウが造巣活動をしたとのこと。また、10羽以上の非繁殖個体と思われる群れが手賀沼内を広く移動していた。

  • コアジサシの群れが目立った(61羽)。

  • オオヨシキリやセッカのさえずりがよく聞こえた。
(鳥以外の生き物概況)
  • 旧沼南町のハス群落の花は、現在つぼみの状態。田んぼに植栽した花ハスは満開。

  • コシアキトンボ、ウチワヤンマ、チョウトンボが沼縁りを飛び始めていた。

  • 周辺の斜面林からはニイニイゼミ、ヒグラシの声が聞こえた。

  • 遊歩道沿いでマイマイガが飛び回っていた。またタマムシも飛んでいた。

  • ネズミモチ、クチナシなどの花がよく匂っていた。

トップ 戻る