鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報

我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。 鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。

  2006年2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1.2007年3月の手賀沼水面の鳥のカウント結果
調査日 3月13日(上沼)、3月14日(下沼)
カイツブリ科 カイツブリ 037
カンムリカイツブリ 018
ウ科 カワウ 065
サギ科 ダイサギ 006
コサギ 022
アオサギ 008
カモ科 コブハクチョウ 012
マガモ 013
カルガモ 071
コガモ 054
オカヨシガモ 025
ヒドリガモ 008
オナガガモ 054
ハシビロガモ 003
ホシハジロ 016
タカ科 ミサゴ 002
クイナ科 バン 001
オオバン 303
シギ科 ツルシギ 001
カモメ科 ユリカモメ 029
セグロカモメ 041
カワセミ科 カワセミ 001
セキレイ科 ハクセキレイ 003
カラス科 ハシボソガラス 002
(外来種や家禽)
ドバト  51、バリケン.. 6、アヒル.. 5、

総個体数.    857羽

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
カモ科 エジプトガン(カルガモやアヒルを追い回している)、
カルガモ(ふるさと公園の池の中に85羽の群れ。餌付いている。)、
オナガガモ(手賀沼公園の芝生の上に10羽の群れが採餌)
カワセミ科 カワセミ(手賀沼ビオトープ付近)
ヒバリ科 ヒバリ(さえずり)
セキレイ科 ハクセキレイ
タヒバリ
ツグミ科 ジョウビタキ
ツグミ
シジュウカラ科 シジュウカラ(さえずり)
ホオジロ科 ホオジロ
アオジ(枝上に上がるようなった)
オオジュリン(頭部が黒くなりはじめた個体が目立つ)
ムクドリ科 ムクドリ(番で地上採餌しているのが目立つ)
カラス科 ハシボソガラス(昨年の巣内に座っているものが見られた)

3.今月のトピックス
◆全個体数が先月に比べ半減(1,614羽→857羽)。
◆特に減少したカモ類:オナガガモ(598羽→54羽)、
コガモ(208羽→54羽)、カルガモ(175羽→71羽)、
◆オオバン、ユリカモメ、カワウの個体数に大きな変化はなかった。
◆手賀沼公園の浅瀬でツルシギが1羽採餌。
◆オオバンとオカヨシガモが、上沼の上流部(大堀川河口部から北千葉導
水事業のビジターセンター前にかけて)に群れて採餌していた(オオバン
は頻繁に潜水採餌、オカヨシガモは倒立採餌)。ダイサギが沼中央で
立っていたことから、この周辺は泥の堆積が多く、水深が浅くなっている
と思われる。泥中からの濾過採餌型のオカヨシガモにとって好適な採餌
環境か。
◆コブハクチョウの巣を沼内2ヶ所で確認。いずれも1羽が巣内に入り巣材
集め、1羽が巣外で巣材運び。
◆観察したカンムリカイツブリの半数以上が繁殖羽。

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