- オオバン、カイツブリなどヨシ原内で繁殖し潜むため、水面で確認された個体数は少ない。
- コブハクチョウは6箇所で営巣が確認されていたが、うち4巣ではヒナが巣立ち、沼内でのコブハクチョウの総数は30羽を超えた。染井入落左岸のヨシ原内の巣には放棄された卵が1個確認できた。
- 気温が高く、杭の上で休息するカワウのほとんどは嘴を開き、あえぎ呼吸(パンティング)していた。
- 手賀沼公園では、マガモのメスがヒナを2羽連れていた(マガモの繁殖個体がしばしば見られるが、ナキアヒルなどの人為的な導入との関係は?)
- 水面ではウチワヤンマ、コシアキトンボ、シオカラトンボが頻繁に見られた。また、翅全体が黒褐色のカワトンボの仲間(ハグロトンボorアオハダトンボ?)が1匹、染井入落の水面上を高く北西へ飛去。
- 染井入落の河口部、アオダイショウが左岸から右岸へ向かって泳ぐ。途中で止まり、周囲を伺い、潜水! 右岸にもアオダイショウがいた。ヨシ原の中では、カイツブリ、バン、オオバンがさかんに警戒の声を出していた。
- 染井入落河口部左岸のヨシ原からヨシゴイの声を確認。姿は、調査中全域で確認できず。
- 上沼の大津川河口部には、ミシシッピーアカミミガメの5匹程の群れが数カ所で甲羅干し。
- 大津川の河口付近(ふるさと公園に隣接する放棄水田近く)左岸にヒシの群落確認。
- 大津川の河口付近左岸のふるさと公園に隣接する放棄水田に、カルガモが9羽(1成鳥 8幼鳥)。以前みられたタマシギの親子は確認できず。
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