鳥の博物館友の会
手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。 鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。

  2006年2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月9月10月 11月 12月
1.2007年9月の手賀沼水面の鳥のカウント結果
調査日 9月11日(上沼)、9月12日(下沼)
カイツブリ科 カイツブリ 34
ウ科 カワウ 115
サギ科 ゴイサギ 1
アマサギ 27
ダイサギ 10
コサギ 14
アオサギ 11
カモ科コブハクチョウ 35
マガモ 8
カルガモ 84
クイナ科 バン 1
オオバン 32
シギ科 イソシギ 2
カモメ科 ユリカモメ 17
アジサシ 54
アジサシ属sp. 2
コアジサシ 1
カワセミ科 カワセミ 7
ツバメ科 ツバメ 9
セキレイ科 ハクセキレイ 1
カラス科 ハシボソガラス 1
(外来種や家禽)
ドバト5, バリケン8, アヒル 11, シナガチョウ 1,
マガモ×カルガモ 1

総個体数 492

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ゴイサギ、アマサギ、チュウサギ
カモ科 カルガモ
カワセミ科 カワセミ
ヒバリ科 ヒバリ
セキレイ科 ハクセキレイ、セグロセキレイ
モズ科 モズ
ウグイス科 ウグイス、オオヨシキリ、セッカ
ハタオリドリ科 スズメ
ムクドリ科 ムクドリ
カラス科 オナガ、ハシブトガラス

3.今月の概況
  • 旅鳥のアジサシが50羽以上、手賀沼内で餌の探索飛翔および杭上で休息。ほとんどが成鳥繁殖羽だが、数羽幼鳥羽のものが見られた。

  • カワウ、オオバン、カルガモなど秋期の手賀沼水面の優占種の個体数が全体的に増加したのに加え、アジサシやユリカモメが新たに加わり、総個体数が8月の2倍近く増加した(8月:286羽→9月492羽)。

  • 水辺よりも水田で餌採することの多いアマサギが、フィッシングセンター前の水面の杭上で休息。毎年、この時期だけ沼内で休息する姿が見られる。

  • 手賀沼周辺の水田には、アマサギの群れが見られた。

  • モズの高鳴きが聞かれた。

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