[内容] 動物公園駅を降りると、元気なホエザルの声が聞こえてきました。
1985年の開園当初から霊長類が充実している動物園なので、先ずはモンキーゾーンから見学を始めました。
世界で最も美しい猿として知られるブラッザグエノンが可愛い赤ちゃんを抱いていました。
その後、颯太君で有名なレッサーパンダやブチハイエナ、ゾウ、シマウマ、ライオン、ヘビクイワシ、「じっと」と「しずか」と名付けられたハシビロコウ等を見学しました。
動物公園は集団で来ている子ども達の元気な声が響き、コロナ禍で静かな環境に慣れた耳にはとても新鮮でした。
先頃、展示が始まったばかりのチーターの子どもは展示日では無かった事もあり見られませんでした。
最後は、熱帯雨林をテーマにした動物科学館で熱帯の鳥やガマグチヨタカ、マーセモットなどの夜行性の動物を観察して帰途につきました。
近年、日本の動物園の役割はリクリェーションの場から希少種の保全、環境教育、調査研究等に軸足が移って来ています。
ここには絶滅の危機に瀕している動物も多く展示されています。人類の生産活動で生息地をどんどん失っているかれらの故郷を思い、動物園に何ができるのか考える一日となりました。
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