鳥の博物館友の会

みて歩こう会報告


2014年1月 第162回 「向島百花園から浅草まで」
第163回 「市川市動植物園」
. 報告作成:須貝基康
期 日2014年1月28日(火)天気 晴れ
参加者22名
『動物園の鳥を見よう』20回シリーズの第3回です。
北総鉄道の大町駅から市川市動植物園に行く往路の 大町公園(自然観察園)で、谷津と斜面林の野鳥をまず観察しました。歩き始めてすぐカワセミが枝で休んでいるところと、樹の幹にとまっているウグイスを発見、シジュウカラ、エナガ、アオジ、ヤマガラ、メジロ、ジョウビタキなどが観察できました。
市川市動植物園は動物たちとのふれあいがテーマの動物園で、鳥類28種110羽、哺乳類29種、爬虫類6種がいます。河合副園長に園内を丁寧に案内していただき見学しました。まず入口でウエルカム鳥「オカメインコ」が出迎えてくれました。

なかよし広場ではインドクジャク、ボタンインコ、アケボノインコ、アオバト、キュウカンチョウ、キンパラ、シロフクロウ、ホンドフクロウ、キンケイを観察しました。
ここのインドクジャクはメスからオスの羽色に変わって性転換したそうです。昨年6月に生まれ母親が死亡して人工保育で育ったシセンレッサパンダの三つ子はじゃれあって木登りして遊んでいました。モルモットはさわれ、ヤギ、ヒツジ、ミニブタは放し飼いになっていました。

1,000uの広さのフライングケ―ジの中には12種79羽の鳥が同居していました。
シロトキ、シュバシコウ、ベニイロフラミンゴ、チリ―フラミンゴ、ショウジョウトキ、ヘラサギ、ムギワラトキ、オシドリ、ハワイガン、アカハシハジロ、コバシオタテガモ、ツクシガモ。
嘴の短いシュバシコウのメスがいました。片方の嘴が折れた為、生き残れるようにもう片方の嘴を同じ長さに切って、短くなった嘴でも生活できるように訓練したそうです。
ほかにはエミュー、キバタン、そして家禽ではニワトリ、アヒル、コールダック、ウコッケイがいました。

園内にある自然博物園では市川市に生息するいろいろな生き物の展示を見ました。そして帰路、自然観察園の中の市川市鑑賞植物園に立ち寄り大温室のサボテンや熱帯・亜熱帯地域の植物を観察しました。
小さな動物園でしたが、いろいろ珍しいお話も聞けて楽しい一日でした。
1)ヤマガラを2羽発見
1)ヤマガラを2羽発見
2)メジロが食事にやってきた
2)メジロが食事にやってきた
3)自然園から動物園へ
3)自然園から動物園へ
4)動物園の説明
4)動物園の説明
5)インドクジャク
5)インドクジャク
6)笑ってるようなシロフクロウ
6)笑ってるようなシロフクロウ
7)人工飼育のレッサーパンダ
7)人工飼育のレッサーパンダ
8)ボサボサ頭のエミュー
8)ボサボサ頭のエミュー
9)いたづらなハワイガン
9)いたづらなハワイガン
10)ショウジョウトキをいじめたアカハシハジロのメス
10)ショウジョウトキをいじめたアカハシハジロのメス
11)睦まじいオシドリ夫婦
11)睦まじいオシドリ夫婦
12)一日動物とふれあいました
12)一日動物とふれあいました

みて歩こう会