鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2013年7月の手賀沼水面区域の鳥類センサス結果
調査日 2013年7月18日 9:30~12:05 天候:曇りのち晴れ・ 風:南西並
調査者 上沼(村松和行,染谷実紀)、下沼(斉藤安行,小田谷嘉弥)
※昨年9月に発行された鳥類目録第7版では、種の並び順と分類吊が変わりました。これに準拠して出現種をまとめます。
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カモ科カルガモ 59(17 6)
カイツブリ科 カイツブリ 20 (9 11)
ハト科 キジバト 1 (0 0)
ウ科 カワウ 104 (102 99)
サギ科 アオサギ 1 (3 4)
ダイサギ 1 (2 0)
コサギ 1 (5 4)
クイナ科 バン 1 (0 0)
オオバン 7 (6 8)
カワセミ科 カワセミ 3 (2 0)
カラス科 ハシボソガラス 1(4 1)
ツバメ科 ツバメ 14(4 4)
スズメ科 スズメ 5 (0 0)
(外来種など)
コブハクチョウ 21 (37 11)
ドバト 1(0 13)
以上、10科12種、240個体(外来種などを除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
サギ科 ヨシゴイ,ダイサギ
チドリ科 コチドリ
カラス科 ハシボソガラス, ハシブトガラス
シジュウカラ科 シジュウカラ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
ヨシキリ科 オオヨシキリ
ツバメ科 ツバメ
ヨシキリ科 オオヨシキリ
セッカ科 セッカ
ムクドリ科 ムクドリ
スズメ科 スズメ
アトリ科 カワラヒワ
ホオジロ科 ホオジロ
外来種など コブハクチョウ、アヒル、ドバト
以上、12科14種(外来種などを除く)

3.今月の水面の鳥の概況
  • カルガモの個体数が多く、今年生まれの幼鳥も多く確認された。

  • カワウの個体数は前年・前月とほとんど変化がなかった。

  • コブハクチョウのヒナはどこのヒナもかなり大きく成長していた。

  • オオヨシキリのさえずっている個体は少数観察された。ホオジロも1個体がさえずっていた。

  • 小川釣り堀園前のヒメガマの中でヨシゴイが鳴いていた。


親水広場前のコブハクチョウの親子

親水広場前のコブハクチョウの親子

高野山新田のコブハクチョウのヒナ。マコモの葉を奪い合って食べていた。

高野山新田のコブハクチョウのヒナ。マコモの葉を奪い合って食べていた。

親水広場ミニ手賀沼で採食するカルガモの群れ

親水広場ミニ手賀沼で採食するカルガモの群れ

杭の上で休息するカワウ

杭の上で休息するカワウ

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