鳥の博物館友の会

手賀沼鳥情報


我孫子市鳥の博物館では 毎月手賀沼水面の鳥類センサス調査を行っています。鳥の博物館のご好意により毎月のセンサスの結果を手賀沼鳥情報として掲載いたします。
1. 2013年5月の手賀沼水面区域の鳥類センサス結果
調査日 2013年6月19日 9:20~12:00 天候:曇り・小雨 風:南西強風
調査者 上沼(村松和行,染谷実紀)、下沼(小田谷嘉弥)
※昨年9月に発行された鳥類目録第7版では、種の並び順と分類吊が変わりました。本報告以降は、これに準拠して出現種をまとめます。
※個体数の表示内容:今月(前年同月 先月)
カモ科カルガモ 6(7 13)
カイツブリ科 カイツブリ 11(11 24)
ウ科 カワウ 99(70 99)
サギ科 アオサギ 4(4 9)
コサギ 4(0 0)
クイナ科 オオバン 8(5 22)
タカ科 トビ 1 (0 0)
カラス科 ハシボソガラス 1(1 3)
ツバメ科 ツバメ 4(14 2)
(家禽や外来種)
コブハクチョウ 11(39 26)
アヒル 2(0 4)
ドバト 1(0 13)
8科9種、152個体(外来種などを除く)

2. 調査範囲外(水面以外)で見られた鳥
キジ科 キジ
カモ科 カルガモ
チドリ科 コチドリ
キツツキ科 コゲラ
カラス科 ハシボソガラス
シジュウカラ科 シジュウカラ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ツバメ
ヨシキリ科 オオヨシキリ
ムクドリ科 ムクドリ
スズメ科 スズメ
セキレイ科 ハクセキレイ
アトリ科 カワラヒワ
ホオジロ科 ホオジロ
外来種など コブハクチョウ、アヒル、ドバト
以上、14科14種(外来種などを除く)

3.今月の水面の鳥の概況
  • オオバン、カイツブリは幼鳥が確認された。

  • 抽水椊物が伸び、ハスが茂って水面の鳥の確認が難しくなり、種数・個体数ともに先月より減少した。

  • カワウの個体数が多かった。1羽右足に黄色のカラーリングをつけた若い個体が確認された(東京湾の行徳で標識されたものと思われる)。



4.沼周辺の鳥の概況
  • コブハクチョウの親子連れがあちこちの遊歩道上で確認された。

  • 水田でダイサギが採食していた。

  • オオヨシキリは5月ほどはさえずらなくなったが、強風の中、アシの先に止まってさえずる個体も少数見られた。


コブハクチョウの家族

親水広場前の芝生に上がっていたコブハクチョウの家族(右♂、左♀)

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