我孫子市鳥の博物館友の会

ツバメの巣調査


1988 年には国道 6号及び 356 号に沿って多くの商店がありました。その軒先で巣を見つけるのは簡単 だったでしょう。現在ではその商店が減少してツバメの巣が見られなくなりました。住宅街の状況もま た大きく変化しました。湖北台南部、新木野東部、南新木、布佐平和台に住宅が新築され、ツバメの巣
の多くがそれらの住宅の軒先に作られていました。一方かつて多くのツバメの巣が見つかったつくし野 から北の住宅地では、ツバメの巣が減少しています。 ツバメの巣は手賀沼、広い田んぼ、利根川に近い住宅密集地に多い傾向があり、その理由は巣材収集、 採餌、危険を回避(天敵からの保護に人を利用)するのに都合が良いからと思われます。

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